猫背姿勢の筋肉バランス

こんにちは!かぶらぎ整骨院 院長の横川です。

今回は姿勢の観点からみた筋肉バランスについてお伝えします。

 

体の筋肉は主に関節を動かす際に収縮しますが、1つの動作に対し、その逆の方向に作用させる筋肉も同時に存在しています。例えば、手を握る筋肉に対し手を開く筋肉がそれに当たります。

 

姿勢の観点からも、この逆の作用をする筋肉同士のバランスが重要であり、筋肉のバランスが崩れる事で姿勢に歪みが生ずる一因となると考えられています。

 

基本的に短く縮んだ筋肉は硬くなり、柔軟になるほど長く伸びて弛緩した状態になると考えられており、体の前後どちらか一方の筋肉が硬くなってしまうとその方向に姿勢が引っ張られ、逆の作用をする筋肉が相対的に伸ばされる事で前後の姿勢のアンバランスが拡大してしまうと言われています。

 

姿勢分析においては、このようにどちらかの筋肉が縮み逆の筋肉が弛緩した状態の事を「ショート・ロング理論」と呼び、画像にあるような「猫背」を例とすると赤い部分の筋肉が短く硬くなった「ショート」、青い部分の筋肉が長く伸びた「ロング」の部位になっています。

 

・ショート

首の前側、胸、腰、大腿部の前側の筋肉

・ロング

首の後ろ側、背中、腹筋、臀部、大腿~下腿の後ろ側の筋肉

 

姿勢の歪みを解消させるためには、この前後の筋肉のバランスを整える事が重要であると考えられており、ショートの筋肉はストレッチで伸ばし、ロングの筋肉は筋トレなどで収縮させるエクササイズが有効であると言われています。

 

逆に「ロング」の筋肉に対しストレッチやマッサージを行ってしまうと、さらに弛緩させてしまう事で姿勢の歪みを進行させる危険性があると言われています。例として、肩を揉む・頭を前方に曲げてストレッチする・体を前屈させてももの後ろを伸ばすなどがそれに当たり、猫背姿勢の方は注意が必要だと言えます。