体の痛みと姿勢は無関係?その3

 今回は、体の痛みと姿勢の関係性の考察・第3回目です。

 

・重力下での姿勢分析の重要性

 

前回のブログでは、西洋医学側の姿勢分析では寝た状態、つまり重力と体重による影響を考慮していない状態での調査結果である、とお伝えしました。

 

しかし、普段は体重が加わった状態で日常生活を送っているという観点から考えた場合、重力下で体重がかかった状態での姿勢分析にこそ意味があると言えます。

 

西洋医学側の見解としては姿勢分析の結果・・・

 

a.痛みを訴え、かつ姿勢に問題がある人

b.痛みは無いが、姿勢に問題がある人

c.痛みがあるが、姿勢に問題が無い人

d.痛みが無く、姿勢にも問題が無い人

 

上記の人数には明確な差は認められないという結果でした。

しかしこれは体重による負荷が加わっていない場合の結果なので、仮に立った状態で姿勢分析を行ったとすると・・・

 

c.痛みがあるが、姿勢に問題が無い人

d.痛みが無く、姿勢にも問題が無い人

 

これらのグループも、立位により体重の60%以上が腰部に加わった状況下では姿勢に歪みが発生している可能性があると考えられます。

 

理想的な姿勢検査は全身を立位でレントゲンやMRIにて撮影を行う方法ですが、現状では残念ながらそういった装置がまだ一般化されていません。今後、西洋医学界でも重力下における姿勢分析の重要性が認知されてきたとしたら、もしかすると採用され普及するかもしれません。